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サポートは、本人のニーズや興味関心を明らかにすることからスタートします。
ニーズが混沌としている場合には、遊びや様々な活動への参加を通して明確化していきます。これは、コミュニケーションの最初の一歩「楽しい!」と感じるこころを豊かに膨らませるためです。また、本人をとりまく周囲の環境や、本人にとって利用しやすい機器なども考慮し、具体的な活動のコーディネイトをします。 |
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「今、この子にとってどのような経験が必要なんだろう。」このような気持ちは、多くの方が持っておられます。そこで、私達は、本人の実態把握をしながら、周囲の人々と話し合い、直ぐ近くのゴールと少し時間をおいた後のゴールを考えるようにしています。ゴールは本人にとって「がんばらなくてはならない課題」や「達成しなくてはいけない課題」ではありません。本人にとっては、単純におもしろくて楽しくて、そしてちょっと挑戦する活動であることを基本とします。なぜならこのゴールは、私達支援者にとっての見通しであり関わりの中での方向性であります。○○の力を育むために、今、こんな経験が必要かもしれないから、こんな活動をやってみよう!というふうに。そのため、具体的な活動を行う中で、ゴールについても適宜、再検討していきます。 |
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電動おもちゃを活用した遊び・創作活動・クッキング・音楽・1スイッチゴーカートを活用しての移動・ソーシャルスキル(買い物、バスや電車にのるなど社会の中で生きるための技能)・リラクゼーション(フットバスや光遊び)・スポーツ・旅行・仕事・学校生活・ガーデニング・野外活動等。豊かな日々を過ごしていくためには、これらの経験はとても大切です。しかし、障害のある人が活動へ参加するためには、工夫が必要です。その工夫をどのようにしていったら良いかを活動の内容と共にコーディネイトしていきます。
*具体的なアイディアの例については、こちら
私達の工夫では、コミュニケーションエイドと呼ばれる道具をたくさん使います。
しかし、私達の目的はコミュニケーションエイドという道具を使うことではありません。
ひとりひとりが、自分にあった方法でコミュニケーションをおこないその時一番効果的な方法でコミュニケーションできる、様々な活動へ参加していろんな経験を得る機会を支援することなのです。
道具は、活用する人が価値あるものと感じて、初めて活きてきます。私達が関わる方の中には、どんなに便利な道具であってもそれを使うことを拒否する場合があります。それは、コミュニケーション意欲が高まっていなかったり、これまでの生活の中で能動的な活動の経験が不足していたり、今のやり方に固執していたりと様々な要因が背景にあります。そんな時には、道具を使うことだけにこだわらず、コミュニケーション意欲を高める活動や本人が自発的に参加できる活動、自己決定が出来る場面をコーディネイトしていきます。また、道具が無くてもコミュニケーションできる本人自身の能力を活かした手段についても同時に考えていきます。
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毎年9月、継続更新と新しいケースの募集を行います。最初の1ヶ月間は、様子を見てもらうためのお試し期間で、基本的には1年間契約です。時間、費用などの詳しいことにつきましては、直接お問い合わせ下さい。 |
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