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第2回Quality of Communication Meeting OSAKA 〜重複障がいの子どもと大人のコミュニケーションを考える〜
★開催にあたって★  
 昨年、10月に大阪にて「QOC(Quality Of Communication)」コミュニケーションの質をとらえる視点が実支援をすすめていくうえで重要であると考え、実践から培った智恵、哲学、知識、技術、想いを基に「コミュニケーションの質を観る視点」について探求するイベントを企画しました。もともとは単発の1回限りの会として行い、数年後に再度行うか否かを決めることになっていました。しかし、昨年行った会は、支援機器、支援スタイル、実支援(事例検討会)と午後半日の企画運営では詰め過ぎた内容になりました。そのため、それぞれの時間が短く、討議時間も少なかったという反省に基づき、時間をかけて行う事例検討会を軸に第2回目の会(1泊2日研修会)を大阪で企画運営することになりました。会場の関係で50名定員とし、チーム構成できるように職種が偏らないように募集抽選することにしました。重い障がいのある子どもや大人が、本人のできることを活かして主体的な活動参加を楽しみ、コミュニケーションを交わす。このような生活を実現化するために必要な支援分野は、医療、療育・教育、介護、販売サポート、子育て、ボランティア、研究等、多岐にわたっています。実支援を行うには、関わる支援者がそれぞれの専門性を活かす必要性があります。チームとして連携、協業する、それぞれの支援の目標、ベクトルを同じ方向へ向けることがとても重要となってきます。  
 そこで今回、事例検討会を行うにあたり、1日目は「支援者がもっておきたい力」についてのお話、意見調整しやすい雰囲気づくりのためのグループワーク、チームで事例検討を進めていくための「インシデントプロセス法」について紹介していきます。また、交流を深めるための懇親会、自由参加型ナイトセミナー(「どうしたらいいんだろう?」ってあるよね。:語り場企画)、フリーナイトタイムも用意させていただきました。  2日目は、1事例検討会を時間をかけて行います。ネット映像中継(または、スライドと電話中継)でご本人さんとご家族の方に参加していただき、コミュニケーションでお困りの点について、述べていただきます。そこで、1日目のグループワークで組んだチームごとにインシデントプロセス法に基づき、質疑応答を経て実支援策を提案してもらう内容としました。
 
 昨年に引き続き、今年度も大阪の地、今回は場所をアクセスのいい「新大阪駅」近くのKOKOPLAZA(宿泊施設付き)としました。チーム連携と実支援を学ぶ機会となります。 募集定員に限りがありますが、貴重な機会となると確信しています。ぜひ、参加していただけると幸いです。

<1日目>
13:30~14:00 会場受付
14:00~14:20 オリエンテーション
14:20~15:20 支援者がもっておきたい力(宮崎)
15:20~15:30 休憩
15:30~16:50 グループワーク(辻)
16:50~17:00 休憩
17:00~17:30 インシデントプロセス説明(窪内)
18:00~20:00 懇親会

<2日目>
9:00~ 9:15 会場受付
9:15~11:15 グループワーク事例検討<前半>
11:15~11:30 休憩
11:30~12:30 事例検討<後半>
12:30~13:00 まとめアンケート記入


詳細とお申し込みはこちら↓
http://kokucheese.com/event/index/421315/