今回は買い物の際の支払いのお話しです。小銭を渡すのが苦手でどうしてもお札や500円玉、百円玉を出してしまう。結果、十円、五円、一円がお財布の中でいっぱいになってしまうという人がいます。そんな人は、こんな工夫をしてみませんか。 |
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まずはレジに並んだ時に・・・ |
店員さんに「****円です」と言われてから、さて!とお財布の中をのぞいていませんか?それでは「え〜とっ(@_@)」と焦ってしまい、頭の中が真っ白になってしまいます。まずは、お財布の小銭がいくらあるかを見ておくと落ち着いて小銭を支払えます。端数8円までは大丈夫(対応できる)だなというように、心構えしておくと安心して小銭を出せます。 |
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小さい方から出す |
スーパーなどでよく「大きい方から・・」と言ってお釣りをお札から渡してくれますね。m式支払い方法は、その逆なのです。 小さい方からトレイの上に置いていきます。例えば1394円の場合、まずは4円をトレイの上に置き、90円あればそれを次にトレイへ置きます。なければ400円を。そして最後にお札を置きます。 |
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やっぱり苦手という方は・・・ |
ムリはいけません。お札で支払ってじゃんじゃん増えてしまった小銭は家族に寄付するとか、貯金していけば問題ありませんから。 それに最近はお財布ケータイというのもありますから、そういうものを活用すると便利かもしれません。 |
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経験を積み重ねることは大切ですね |
障害のある子とおつきあいしていると、自分の財布を持ってない子が案外多いことに気づきます。やっぱり自分のお財布を持って、好きなものを買いに行く、順番を待つ練習をする、そして自分で支払う経験をできるだけ持たせてあげてください。 こんなふうに書くと、いっぺんに全部経験させようとしてしまいがちですが、それでは大変な子もたくさんいます。 まずは、自分の財布を持って買い物に行く。そして自分の好きなものを決めて、レジでは大人が手伝ってあげたり店員さんに手伝ってもらって、自分のお財布からお金を出して渡す、お釣りを手渡してもらう(財布に入れてもらってもOK)経験から始めてもいいと思います。 こんなふうに一度に全部が難しい場合は、スモールステップを作って経験させてあげるといいと思います。
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はじめてのおつかいや好きなものを自分で買う経験をVOCA(携帯用会話補助装置)を使ってチャレンジしてみませんか? きっと、新しい発見や経験があるはず。 |
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ステップ:1 |
買い物に行くアクティビティで、最初の時に大切なコツが2つあります。 1つめは、お店選び! 2つめは、本人が買いたい物、興味があるモノを買いに行く!こと。 |
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最初は馴染みの店が一番いい! |
最初の時は、誰だって緊張してしまうものです。できれば、普段よく利用しているお店や、利用しなれている店(例えば、コンビニエンスストアーやファーストフード店などよく似た環境が用意されている店)を選ぶことをおすすめします。 そして、「いつもは、一緒についてきているけど、今日は××ちゃんの買い物だから、あなたが自分で買ってね。」という説明もお忘れなく。 できれば、お店に入る前に一度、練習してみると良いと思います。 |
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お店選びについて |
私達の経験では、本人が視覚を使うことが得意でない場合、最初は店員さんとできるだけ対面でコミュニケーションがとれる店を選んだ方が良いです。例えば、カウンターの位置が低い、店員さんとの距離ができるだけ近くにとれるような所がいいです。 微妙なのが肉屋さんやドーナツやさんのように大きなショーケースがあるところです。そしてこういうお店の場合には、その向こう側に店員さんがいたりします。自分で好きなモノを選んだり、指さしなどで選択できる場合には、大変適しているのですが、車椅子ユーザーだったり、小さなお子さんにとっては、頭の上の方から店員さんの声が聞こえてきたりして、状況がわかりづらく、戸惑ったり、混乱してしまうケースがあります。 |
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シンプルに・・・買いたいものを買う! |
できれば最初は、自分の欲しいものを買う場面を設定しましょう。やる気がまったく違ってきます。自分の欲しいものがよくわからない人は、みんなのものやおつかいを頼まれてみるのもいいと思います。 |
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